弁護士のブログBlog
大村知事が、愛知県政を「私物化」することで、愛知県に損害を与えた、とみられるときは、愛知県民は、愛知県監査事務局に住民監査請求をした上で、名古屋地裁に対し、愛知県を被告として、「大村氏個人に対し損害賠償請求をするよう愛知県に命じる」旨の賠償命令を求める趣旨の裁判を起こすことができる。これが、いわゆる「住民訴訟」である。
私は、あいちトリエンナーレをめぐって、この種の住民訴訟を愛知県を被告として2件ほど起こし、いずれも昨年末に、愛知県の幹部職員の証人尋問(反対尋問)を行った(大村知事に対する尋問請求は、何故だかいずれの訴訟事件でも却下された。)。
そして、昨年来の懸案であった両事件の最終準備書面も概ね本日、書き上げた。
やれやれといったところだが、来る統一地方選挙は絶望的だ。大村県政に対する批判的勢力が統一化されず、愛知県庁はもとより「平目」ばかりで「私物化」されており、愛知県議会も、朝日・中日も、大村氏とズブズブの関係で、情けないばかりだ。
せめて、愛知県選挙管理委員会くらいは、まともであって欲しいと思うのだが…、
この「選挙公報」は何だ! 何で、大村が一面トップなのか!!?? 選挙公報くらい候補者の順番を、クジかジャンケンで決めろよ!!ってんだ。
上掲の「選挙公報」を見るにつけ、思わず、アノ写真を想い起こす。